| ■■■ なかよしコラム ■■■ |
| このページは「ぴんぐ」の仲間が日々思っていること、伝えたいことを コラムにして、掲載していきます。みなさんの個性を垣間見ることが
できるかもしれません。 |
| <中平 幹郎> |
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| この春、私の故郷、土佐の高知に、一大旋風を巻き起こした可憐な女性がいます。その女性の名は『ハルウララ』。 3月22日、天候:曇、馬場:不良。 この日は、月曜日にもかかわらず、高知競馬場は満員札止め、入場出来ない観客は近くの春野陸上競技場にある、オーロラビジョンでレース映像を観戦することになりました。 何ゆえに、高知のローカル競馬に、こんなにも観客が押寄せたのでしょうか。それは、中央競馬界の天才ジョッキー武豊が、高知競馬のレースで、ハルウララに騎乗することになったからです。 高知競馬場には『ハルウララ』という、連戦連敗を続けている牝馬がいます。その負け続けている彼女・ハルウララに、武騎手が騎乗するというニュースが伝わると、競馬ファンは無論のこと、マスコミや旅行会社、そして、普段は競馬とは無縁の人達までが騒ぎだし、彼女 の話題は、単なる高知のローカル競馬の話ではなくなってきました。負けても負けても、くじけることなく、ひたむきに走り続ける彼女の姿に、感動した全国のサラリ ーマン達から熱い熱いエールが送られています。 旅行会社は観光ツアーを組み、彼女の競馬には大勢の観光客も押寄せています。走っても走っても負けるので、彼女の勝ち馬投票券(馬券)は、当たらないという縁起をかついでその馬券を交通事故のお守りにしている人もいます。 つい先日、私のところに「お守りにしたいが、ハルウララ&武豊のレースの馬券は手に入らないだ ろうか。場外馬券売り場で買うよりも、高知競馬場で買った馬券の方が、御利益があるから」と、無理難題の話まで舞い込んできました。 この前、東京の某テレビ局の放送を見ていたら、プロ野球の元監督が、彼女にニンジンをプレゼントしたという、微笑ましい話が出ていました。最近はニンジンの他にリンゴも連日届くとのこと。 果たして、彼女はこの人間社会の騒がしい現状をどう感じているでしょうか。彼女の気持ちを推し量って私はつぶやいてみる。 『ついこの前までは、質素な食事を与えられ、それを満足して食べていた。ところが最近は、大好物のニンジンが毎日食事に出てくる。これはいったいどうしたことだろう。そう思いながらも折角与えてくれる食事を残してはいけないと、美味しく頂いている。だが、これがいつまで続くだろうか。時々疑問と不安な気持ちが湧いてくる。』と、彼女は心の中でそう感じているかもしれません。 さて、3月22日に行われた武豊騎乗のレースの結果はどうだったでしょうか。まだお知らせしてなかったですね。結果は、一番人気で、着順10着に終わり、遂に106戦106連敗になりました。 天才ジョッキー武豊が乗ってもか!。 このレースを観戦した人達は「やっぱり負けたか!」と溜息をつき「ヨーシ又明日からハルウララに負けないように頑張るぞ!」と、彼女から元気をもらった人達もきっと大勢いたことでしょう。 そして、全国のファンは、彼女の初勝利を期待しつつ、これからも声援を送り続けてくれることでしょう。 |
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