■■■ スタッフコラム ■■■

このページは「ぴんぐ」のスタッフが日々思っていること、伝えたいことを コラムにして毎月、掲載していきます。「ぴんぐ」スタッフの個性を垣間見ることが できるかもしれません。
<嶋季佐>

伊予柑の季節になりましたね。私は生まれも育ちも愛媛県。伊予柑には慣れ親しんでいますが…私は伊予柑が大好きです。
 この季節、愛媛県なら、どこの家庭にも伊予柑が転がっていることでしょう。ご近所からいただいたり、スーパーで袋詰めを買ったり。我が家にも伊予柑、ゴロゴロしています。
 さて、私の2月の楽しみは伊予柑剥き。毎日剥きます。朝食を食べたあと、必ず剥きます。剥くことが楽しくてたまらない。ただ黙々と剥き続けます。多いときは4個剥きます。そして、剥いた伊予柑をタッパーに入れて冷蔵庫へ。昼に夜に、ちょびちょび摘みます。
 伊予柑は、外側の皮も厚くて、中の房の皮もかなり厚い。当然剥かなきゃ食べられません。でも、剥くと手はベタベタ、おまけにめんどくさい。ということで、私には信じられませんが、愛媛県人(特に男性)には、温州みかんを食べるように、あの厚い皮ごと(もちろん中の房のことですよ)口に放り込み、ぐっちゃぐっちゃと噛み砕き、あとからペッとやる人が多いのです。うちの父親も然り。
 しかし、そうやって皮ごと食べると伊予柑本来のおいしさが半減するんですよね。伊予柑愛好者の私としては見て見ぬふりをするわけにはなりません。
 というわけで、私は日々、自分が食べるわけでもない伊予柑を剥き続けているのです。
 小さい頃は、祖母や母が伊予柑を剥いてくれました。祖父や父や私は、剥いた伊予柑をぱくぱく食べる。まさに「おいしいとこ取り」ですね。
 今は私が家族のために伊予柑を剥いています。
 世代交代を感じます。
 もしかしたら、愛媛の女たちは何世代もこうやって伊予柑を男たちのために剥いてきたのかも、と、伊予柑を一人剥きながら、ふと思ったり。私も知らない間に伊予柑を剥く年になっていたということですね。
 もちろん、今の時代、女だけが伊予柑を剥けばいいのではありません。男性にも自発的に伊予柑を剥いていただきたい。愛媛県人は伊予柑を剥くべきです。
 幸い私は、伊予柑に限りませんが、柑橘類を剥くのが大好きで、頼まれれば何個でも一日中剥いています。伊予柑剥きほど楽しい作業はない、とさえ思う2月。家族が食べる量よりも多く剥いてしまうので、ついには母から「伊予柑を無駄に剥かない」とお達しが出る始末。それでもやめられず、剥いた伊予柑をパックに詰め、友人にプレゼントしたり…。何故にそこまで伊予柑剥きが好きなのか、自分でもよくわかりませんが、この2月、私の手は、常に伊予柑の爽やかな香りがほのかに漂い、香水いらずです。(もともと使いませんがね…)。
 いずれは伊予柑剥きのバイトをしてみたいと思いますが…。いやいや、今は「ぴんぐ」の活動に全力投球。伊予柑を剥き、パソコンを叩き、伊予柑を摘み、またパソコンを叩く。私の2月は大変忙しく、かつフルーティーなものとなるでしょう。
 ちなみに、ぴんぐ副代表宅で生産される伊予柑は大変おいしいです。ぜひ一度ご賞味あれ。

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