■■■パソコン情報■■■
 ※ファイルの圧縮と解凍
コンピュータの世界では、よく圧縮という言葉が使われます。最近ではフリーウェアをダウンロードして使うといったことも珍しくありませんが、慣れない頃に「フリーウェアは圧縮されてるからそのままでは使えないよ」なんて言われて意味不明で困ったり、写真を送りたいとE‐メールに添付したら送受信に30分以上ももかかってしまいあげくのはてにはパソコンがかたまってしまったり。そんな経験のある人もいることでしょう。

※圧縮・解凍のしくみ
さて、圧縮というからには、「布団圧縮袋」を想像してください。元の状態よりデータの大きさが小さくなっていることが大前提です。「データを圧縮」するなどというと、とてつもなく高度な技術なように思いますが(実際高度な技術ではありますが)、ごく単純化して考えると原理的にはそれほど難しいものではありません。コンピュータのデータはデジタルデータです。簡単に言えば”0と”1”の情報が電話回線などを通じてお互いのコンピュータを行き来しています。デジタル信号は短ければ早く送ることができます。またデータが途中で壊れたりしませんよね。

たとえば皆さんは小学校の時に初歩的な圧縮・伸張の技術を既に学んでいます。それは足し算と掛け算の置換です。皆さんは、

「5+5+5+5+5+5+5+5+5」

という非常に長い計算式を、

「5×9」

という計算式に置き換える方法を知っているはずです。足し算の場合は17文字必要な計算が、掛け算にすれば3文字で済むわけですから、立派に計算式を圧縮できたことになります。もちろん掛け算は足し算に戻すこともできますから、伸張することも可能なわけです。

では画像の場合はどうでしょうか。例として、640×480ドットの画面に日の丸を描いてみましょう。日の丸の図柄は言うまでもなく白地に赤い丸ですが、これを描くために、座標1ドットずつについて指示を出すと、とてつもなく大量のデータになってしまいます。「0.0は白、0.1は白、...320.240は赤、...640×480は白」といった具合に、総数307,200の各座標についてデータが必要になるわけです。

しかし、 「座標320.240を中心として半径60の円内は赤、それ以外は白」
と指示すれば、これだけで済んでしまいます。このように、ある特定の事柄を行うのに、手間のかからない手段を用いて実現するのが、圧縮・伸張技術の基本的な考え方です。


 ※注意
写真を送りたいと思ったらまず、圧縮ソフトで圧縮して送ります。しかし、送った人が圧縮した写真をもとに戻す(解凍)ソフトをもっていなければ、送られてきた写真をみる事ができません。

圧縮形式(拡張子)

圧縮/解凍ソフト名

エル・ゼット・エイチ
(LZH)形式 lzh

ジップ(ZIP)形式
zip

日本国内で一般的

海外で一般的

圧縮する

エル・エイチ・エー(LHA
ユーティリティ32

ウィン・ジップ
WinZip

×

ラサ
Lhasa

×

×

解凍する

エル・エイチ・エー(LHA
ユーティリティ32

ウィン・ジップ
WinZip

ラサ
Lhasa


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